このテキストはミヤハンが豊島高校入学直後にかいたものです。
読みにくかったり、幼稚な文章ですが当時のままのせてあります。
まず僕の「豊島高校に入学したい！」というまでに至ったまでをお話ししましょう。時は、僕の幼き中学３年生で、受験一色だった秋。（なにが幼き頃だ…）今まで、高校選びでは常識の「学校訪問」をまったくしていなかった（おいおい） そんで母親にひっぱられる形で「文化祭だけは行ってみよう」となり都立B高校に行ってみる。（今後の話の関係で名前はふせることにする）（笑）
そこは校舎も新しく、エレベーターとかいろいろあって、ちょっと「いい感じ？」って気分だった。でも、校舎内は茶髪の愛想の悪いにーちゃん、ねーちゃんがウロウロしていた。「まぁ、カッコなんかより、中身よ中身！！」なんて思っていた。ところが…。校内を歩いているとテンションの高い在校生２人に呼び止めらて「うちの出し物へおいでよ！」とか言われた。そこの出し物は、よく覚えてないがミニゲームっぽいやつだったと思う。そんな子どもっぽいものに興味がないので、「はぁ〜、じゃああとで…」とやんわり断ったらいきなり両脇を抱えられ「いいから、いいから！」と無理矢理その教室につれてかれた。まぁ、怒ってすぐ反対のドアから出たが…。
「あんな生徒もいるんだな〜。う〜む」なんて考えながら、注目の吹奏楽の演奏へ…。開演時間になってもゼンゼン始まる気配なし。やっと始めるか？と思ったら２０分以上客の前でチューニングをしている。これはもしや、超本格的かしら！って期待！そして、会場が暗くなり赤いスポットライト！これは！と思うと、ふつうの演奏…。さらに司会のおねーちゃんがふざけた話し方…。 ※そのときは音楽知識も全くなかったのでそう思ったが、ステージ上でこれだけチューニングをしているのは明らかに異常です（笑）
その後、演劇部の発表に行ったが、いきなりエロい話になって、即退場（＾＾;） 結局「高校ってこんなもんなのかな〜。でもね〜」という複雑な気持ちでその学校を去った。
次の日。これが僕の運命的な日になることも知らず「次は豊島高校だ！」ということで家を出発。行ってみるとそこは、さえない住宅地に、さえない校舎（おいおい） う〜ん、いってみっか！ というわけで手作りの「豊島祭」とかかれたゲートをくぐる。中は、意外とキレイで清潔感があった。するとイイにおいがしてくるので、行ってみると焼きそばの出店がでていた。な、なんと！「これぞ高校の文化祭！！！」って感じがした。買って食べてみると…うまい！！と振り返ると「秘伝の味付け！」とな！いいじゃん！となりには、屋台ではおなじみの氷の浮いている水槽（？）にジュースが沈んでいて、たのむとタオルで水をふいて…。というやつがあった。もうコーフンしまくりの感動モード！なんか「超、青春！！」って感じだった。
そんで、いよいよ吹奏楽部の演奏！いきなりフォルティッシモにそのまま吹き飛ばされそうになった。なんとすんばらしいサウンド！！他の学校は「中学よりうまい」って感じだが、豊島のは「プロの卵」って感じがした。きっと当時は耳が悪かったから、おおげさに感じたかもしれない。が、なんかショックに近いものをうけたのは事実だ。もうここでは書ききれないのでパス。
あと、校舎で迷ってると、在校生の人が声をかけてくれて案内してくれた。超カンド〜！！！他にも部活の発表を見に行ったが、みんな、なんかこう「輝いていた」その光景は、カッコよかったし、すごい感動した。
もうおわかりだろうが、僕は豊島高校に「ひとめぼれ」してしまったのである。
結局、最終的に「豊島高校１本！」という滑り止めなしの危険な受験になってしまった。「豊島高校に行けないで、行きたくもない私立に数十倍の金払っていくなんて！」という気持ちだった。最初は推薦を受けたものの。マジメじゃないミヤハンの成績なんて…。つ〜わけで見事落下。最後の最後になった一般で合格。ちなみに落ちたと決まったときには、二次募集もほっとんどない。今考えると「チャレンジャーだったな〜」って思う（笑）
というわけで入学した豊島高校。中学の友達に「文化祭なんて、いいところ見せてるんだから期待しないほうがいいよ」とかも言われたがノープロブレム！！そこは僕の理想そのものだった。熱心な先生。やさしいセンパイ。落ち着いて、マジメだけど活発な校風・・・。ますます僕は豊島高校が好きで好きでたまらなくなっていた。
そんで吹奏楽部に「楽器もさわったこともない僕がやってけるのかな〜」という不安を抱えながらも入部。センパイもやさしかった。その後、コンクールでのエピソードで僕は、感動して泣いてしまったことがある…。そのときでした、「豊島に入って本当によかった」と一番強く思えたのは…。まぁこのコンクールのお話は別の機会に…。
それから、文化祭でパソコン同好会から「出し物で豊島高校のホームページっぽいのを作ってもらいたい。というお願いがあって、今のサイトの骨格を作りました。んで文化祭が終わり、もうホームページを作る必要はありませんでしたが、「こんなすばらしい学校を他の人にも知ってもらいたい！」というわけで一般公開用に本格的にホームページを作り出しました。
その後、ホームページでトラブルが発生して、いろいろ問題となりましたが、”完全な個人サイト”という形で生まれ変わって今に至っています。そんな豊島高校への思いだけで作っているサイトですから、内容も少ないし、お見苦しい点もあると思いますが、みなさんの意見も採り入れて暖かいサイトづくりを目指しています。中学生のみなさんなども、このサイトを見て「じゃあ豊島高校の文化祭ぐらい、行ってみっか！」と思ってくれれば幸いです。
豊島高校1年 ミヤハン